いじって乗って楽しめる!ハンターカブこそが大人のおもちゃの王道・・・かもしれない。

遅いct125 ハンターカブにさようなら!スプロケット交換で体験した各ギアが受け持つ速度アップ!15Tか16Tか!?:追加で吸排気もいじる予定。

いつかはセカンドバイクとして買うつもりだったハンターカブ(まだファーストバイク買っていないけどね)

その見た目と無限に広がるカスタムの可能性には大満足!ではありますが、一つだけよろしくないところが。

そう、ハンターカブは遅いのです!

スピードを求める爽快感と対極にいます。50cc原付きよりはさすがに速いですけれどもね。

 

ハンターカブの遅さを実感した瞬間

ハンターカブを手に入れた時、私はただ純粋にワクワクしていました!そりゃもう憧れの1台でしたので、納車の瞬間は嬉しくて嬉しくて。しかし、期待に胸を膨らませた最初の乗車で予期せぬ現実に直面しました。

それは「あれ!?遅ぇ!予想していたより遥かに遅い!」です。

納車してすぐに都市部の大通りに出たのですが、交通の流れに乗ろうと加速するたびに力不足を感じてしまいました。

買い替え前に乗っていたマジェスティSと比較して、わずか30ccの差に過ぎないにもかかわらず、加速と最高速度には雲泥の差があるのです。以前乗っていたトリシティ125と比べても歴然とした加速感のなさ!そもそもスクーターと比較したりしても意味がないのはわかっていますし、このバイクが加速を楽しめるような車種じゃないことはわかっているのですが、どれだけ贔屓目に見てもとにかく遅いのですよ。

2時間ほど乗ってみた初期印象

販売店から自宅までの間をウロウロ回り道しながら2時間ほど乗ってみたところ、ハンターカブが平坦な道でのんびり走ることに適していることはわかりました。法定速度の60km/hも出るため最高速度そのものは問題ありませんでした。しかし、その「ギリギリ」感が辛いんです。必要な速度までにかかる時間と加速しないことへの気持ちの焦りが、心地よい乗車を遠ざけている感じがしました。仕方ないことなんですけれどもね・・・

この遅さ加減は、ハンターカブに対する印象を大きく左右しました。その外見や機能性には満足しているものの、加速とパワーについては改善の余地があるというか改善しないと辛いな!感じました。この問題に対処するためにはマフラーやエアクリーナー交換などが思いつきますが、まずはスプロケットの交換からやってみようかしら。

スプロケット交換への道: 速度アップを目指して

ハンターカブの加速と速度に対する不満。速度を向上させるための具体的な手段として、まずはスプロケットの交換をすることに。私にとってハンターカブは近所に行くときしか乗らない&カスタムを楽しむためのバイクではありますが、大通りを走るときに周りからのプレッシャーに耐えきれる自信もないですし、少しでも早く・・・早く・・・

そんなに早いバイクが良いのならば、速いバイクに買い替えたらいいじゃん!というのはナシです。私はハンターカブと共に生きるのです!

速度不満の解決策として考えたスプロケット交換

スプロケット交換は、バイクの加速能力や最高速度を変更できる、比較的手軽かつ効果的な方法です・・・って、アレコレ見て知っていました。

スプロケットの歯数を変えることで、エンジンの回転数と車輪の回転数の比率を調整し、より望ましい走行性能を得ることが可能になるという寸法ですね。このれはハンターカブの「遅さ」に対する解決策として、非常に魅力的に映りました。給排気カスタムのマフラー&エアクリーナー交換より安価でできるというのも魅力です!

15Tか16Tか加速と最高速の選択

スプロケットを交換するにあたり、前後の前だけ交換にしようというのは決めていたのですが、15T(歯)と16T(歯)の選択で迷いました。

自転車のギアを想像するとわかりやすいかもしれんですね。ギアが高いほど漕ぎ出す力が必要で加速は落ちるが最高速は伸びるみたいな感じです。

たった1つの違いですけれども、ざっくりとした違いはこんなイメージです。

・加速:14T>15T>16T

・最高速:16T>15T>14T

加速はまぁ1速2速で引っ張ればいいので、60km/hを楽々こなすために16Tにしようと思っていたのですが、ショップのお兄さんと相談してまずは15Tに交換してもらうことにしました。

なんせ我が家の周辺は近郊屈指の山坂が多い地域なので、登坂でできるだけモタモタしないためにという決断です。

「15Tであれば、2速3速で坂道を登っても14Tより速度が出るしトルク不足も感じずらいと思いますよ!」というお兄さんの言葉、信じて私は15Tにします!

あ、そうそう。できるだけ自分の力でカスタムしてゆく予定ですが、心配性の私は足回り・ブレーキなどいじるのをミスったら事故に繋がるようなところは自分で触らないと決めているので、スプロケ交換は専門職の方にお任せします。

サンスターの15Tに交換してもらいました。かかった費用は工賃込で4950円。

右上に写っているのがノーマルの14Tスプロケです。想像より遥かに小さい!

スプロケ交換で新たな走りへ!?

1Tあげて交換されたスプロケでいざ実走!

うーん・・・良くも悪くもすぐに劇的な変化を感じることはありませんでした。だが、しばらく走ってみると確かに違いを感じます。

・1速の守備範囲が、今まで15km/hまでだったのが20km/hくらいまで上がった。

・同様に2速3速も今までと比較して+5〜8km/hくらい広くなった。

・1速で引っ張れるようになったからか、加速がもっさりした感は無かった。

・60km/h走行時、エンジン回転数が今までより低いところで走れるように。

せっかく交換したんだから悪い方向に向かっているはずがない!という思い込みがあるかもしれないですが、交換することによる走りの悪化はなく、良いことだらけでした。特に1速から3速までの守備範囲が広がったことによって走りやすくなったというのが1番です。

ハンターカブでぶっ飛ぶ気はないので最高速チャレンジはしていないのですが、60km/h走行時のエンジン音のうなりがかなり軽減されたので、最高速も確実に上がっていると思います。1速〜3速の守備範囲が5km/h以上は増えているわけですから、最高速もそれくらいは上がっているのかもしれませんな。

驚くほど劇的な変化こそ無かったが、その分加速が落ちたわけでもなく各ギアの守備範囲が広がって走りやすくなった!というのが14T→15Tのスプロケ交換でした!

ま、これくらいがちょうど良かったのかもしれません。



スプロケ交換以外は?

遅さを補うため、スプロケ以外に考えているのは吸排気です!

・・・とはいえですね、専門的知識もないしガチガチにチューニングする気もないのでエアクリーナーとマフラーを交換してみて、遅さを補えたらいいなぁくらいの気持ちでやっていきます。

双方、見た目と音を変化させたいというのがメイン!

マフラー交換

↓早速マフラーは交換しました。プラシーボ効果かもしれませんがトルクが増したような気がします。

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はじめて自分でマフラー交換をしたのですが、排気漏れもなくなんとか取り付けることができました。

エアクリーナー交換

こちらは見た目を劇的に変更できて、吸気量を変えられるウイルズウィンのエアクリーナーに変える予定です。

2万中盤くらいで売られていて、交換もそれほど難しくないようなのでこれも通販購入の自力取り替えでいきます。